時計莫迦一代

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2009年 07月 20日

オーダーメイド時計

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 オーダーメイド
 先日、アップ致しまして複数名の方から手を挙げて頂いております、このエボーシュを使った時計
 昨日、技術者とミーティングして参りまました。











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 まず、このエボーシュ 
  エスケープメントが無い状態であります。
   アンクル・ガンギ・テンプ等 全て別作または他のパーツを流用して作ります。
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           エスケープメント この辺りの事ねっ!
        これだけ古いエボーシュですからテンプはチラネジテンプが良いと思います。
        また緩急針はスワンネックなんかがカッコ良いと思います。
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   ↑ チラネジ & スワンネック こんな感じかなぁ~


     このエボーシュ 古いモノですからセッティングメカニズムが所謂ボタン式です。
      ボタン式 現在殆どの時計が時刻合わせの際、竜頭を引き上げて操作致しますが
      こちらのエボーシュ 旧式なボタンを押して針合わせするというメカニズムなので
       竜頭を引いて操作出来るメカニズムへ改良致します。
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 今回はエボーシュ解説の為に少し分解致しました。
    画像真中に写っているのが角穴車
      角穴車=ゼンマイ巻き上げ時に重要な役を果たす歯車。強い力が掛る為、真軸としっかり
            組み合わさる様に中央の穴が角穴となっている。
      歯車は美しいウルフティース(狼の牙)です。
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 この角穴車の裏に香箱が吊り下げられているので吊り下げ香箱と呼ばれます。
  現在ですと薄型の高級ムーブにしか使われていない方式です。
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  丸穴車の裏側もパチリ、、、良い仕事がされております。 ハイ!
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   ムーブメントへと進化した後の仕上げですが、、、、
    コート・ド・ジュネーブ仕上げが美しいし良く合うと思います。 画像右下の銀色パーツの仕上げねっ
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 通常多くの機械は真鍮ベースにコート・ド・ジュネーブ模様を施しロジウムメッキにて仕上げますが
  それですと、将来、真鍮が酸化して隙間から浮き上がって来るという危険性がある為
  今回は真鍮ベースに一層目にニッケルメッキを掛け、その上からロジウメメッキを掛けるとうい
  2層式で手間を掛けムーブメントを保護致します。

 これだけ! 美しく素晴らしいムーブメントなので裏スケルトン仕様は必須と思われます。

 ムーブメント関係は ある程度技術者に任せておいた方が無難と思います。

 一番楽しみはケースデザイン文字盤デザインでしょう!
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  フーデットスタイルも良いなぁ~~~
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  シリンダーケースも捨てがたいし、、、、、、
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  こんなラグも素敵だし、、、、、、、
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  2526ケースにも思い入れはあるし、、、、、

 楽しくて困ってしまう選択が多くございます。

   手を挙げて頂いております方々、、、、、
    文字盤デザインは6時位置のスモールセコンドです。それを元に悩んで下さいまし。。。


by tokeitokeih | 2009-07-20 11:18 | 時計


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